bridlenのblog

靴のメーカーがファクトリーの精度で クライアントからのオーダーも無いのに 自分勝手な発想と企画で 従来の流通では世に出せなかった 高品質と低価格な靴作りに取り組む様子をお伝えします。

2014年04月


外の音が届かないホテルの部屋の窓から 風の動きを見ていました

風は見えていないのに 風に、あおられ 揺れ動く草木が 

風を見せてくれます

風は見えないのに ・・感じることが出来ます 心のように

心も体の中にあって 見ることが出来ません

心にとっての 表現手段は  やっぱり ・・身体

ただ  人の心は

、 風が木々を揺らすように あるがままを 身振り手振り、ダンスをするよ様に

普段において、 身体で 心は表現しません

むしろ 他人に気付かれないように 身体は心を 隠そうとさえします。
 

それでも 他人から見て、それは まるで 心に直結しているかのように

 その人の 心の動きや、強弱が 分かり易く表現されてしまうところも  ・・あるんです


実は 足取り を見ると

結構 分かるものなんです 足の動き 足取りって ・・心のことが


例えば

ワクワクしている時 イライラしている時 急いでいる時 疲れている時 具合の悪いとき
酔っている時(笑)・・   誰かが誰かに好意を感じているときも


少し前に 流行ったアイドルグループの歌詞のフレーズにも 


♪ カフェエテリア 流れるミュージック ぼんやり聴いていたら

知らぬ間に リズムに合わせ つま先から 踊りだす・・♪


というのも ありました

ね! 足取り ヤバいでしょ!?


他人が あなたを気に掛けて 表情を伺っているのは

時に  演技派の顔ではなく・・正直な 『 脚、足 』 かもしれませんよ

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靴はそんな 心の動きを表現する 足を彩ってくれる お洋服、お化粧 みたいなものです

どうか、そこも お忘れなく^^

 さて 昨日の続きです・・ 紙型がほぼ決定した段階から いよいよ革ベンズで合床を試作します。 練りコルクも仕込んで 圧着して見ます^^
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本体を乗っけて・・

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際に彫った溝(ドブ)にマッケイ縫いを掛けます
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いい感じです^^! GY(グッドイヤー)の様な・・ いいえGY以上にGYな雰囲気と乗り方です!
GM(ブラックラピド) 侮れません!!

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かなりコロッとした感じで ウエルトに本体が乗っかっています! 
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ウエルトと本体の間にズレや隙間が無いか確認します。
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指で押しても、しっかり止まっていて掬い縫い以上に、隙間から糸目が見えません。


ここから先の工程(底付け、出し縫い、コバ仕上げ)は 日本の職人さんチームにバトンタッチです!



 更に今日は コードバン調の革の3回目のサンプルが到着したので それもご紹介します。
写真では 手触りや風合い、色が伝わら無いので・・非常に残念です
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厚みは1.8~2.0ミリの 肉厚のダッチ(オランダ)原皮です なめしは専属のインドのタンナーです。
 このタンナーさん フランス向けの仕事をこなしてるだけあって ブランド革のタンナーに引けを取らない かなりハードルの高い仕事をします。 今回のお題も、難しかったと思います。
.
 クロムなめし(銀面の浮きに強い)を基本に べジタルタンニンなめし(伸びにくいので 光沢仕上げの革は吊り込んだ時に頭の表面の荒れが出にくくなる)で芯通しをしています。
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  手触りもしっとりで、風合いといい、透明感のある色合いといい かなり、ぽい感じです!
 コードバン調というより・・こちらも、コードバン以上にコードバンな仕上がりです。 真ん中で手に持っているスワッチは回転ハードブラシをかけてツヤを出してみた部分です^^ ピカピカ♪




今回来たら・・案の定 増殖してました><

5匹も・・計12匹になっちゃいました  ・・どしよ

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でも ちょ可愛いです^^ まだ目が開いて3日目です

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パパのバッキーも 前回の子、コディーも元気です^^

大きさ以外は・・違いの無い 犬です^^:

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立ち耳ですが  耳大きいです

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鼻が・・ブチ柄(笑)

このペース・・ まじヤバイです><

12匹って・・夜会いに行くと
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まるで サファリパークの様 です

写真に 納まりません ・・12匹


 今回の出張は地味な作業の毎日です・・ トリプルソール(過去記事参照)生産設計用の合床の形状と紙型(パターン)を決定する為の作業です。 各サイズで、検証します
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 ウエルトではなく、贅沢に合床を二段重ねた形状の独自のGM(ブラックラピド)製法です! 抜いてある部分にはGY(グッドイヤー)製法以上に練りコルクが入ります! 出し縫いの位置見当の為、わざわざダミー(偽)ステッチも掛けてあります^^。

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パコン!! ってハマっているのではなく ハマるかハマらないかの微妙な位置関係です!
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本体を乗せて 一段目の合床と本体の間に隙間が出来ないか、入念にチェックします。 本体とウエルトになる一段目の合床は GY以上にGYに見える微妙な位置関係にしてある為、1ミリ単にのズレを修正する作業で 紙型と、ダミーのモックアップ(試作)の合床を何度も作り直します>< 上の写真の合床はこの段階ではまだ、厚紙で作ってあるダミーモックアップです。
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更に、ガイドを外したマッケイ縫いの機械で、実際にマッケイ縫いを施し、内外側の糸の位置を確認します。 縫っているのは、まだダミーのモックアップです
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 紙型が決定し ここでやっとベンズ(革)を使って 合床を作成し生産設計用のサンプルを作っていきます。
この一段目の溝と、と二段目の抜いた穴にGY製法以上に練りコルクが入るので かなり履き心地も、良いと思います! そして、継ぎ目の無い このウエルトも凄く美しいですよ!

 同時進行で マウンテンタイプEVAフォーム部分のモールド作成の為の作業もしています。
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パターンに合わせて 底面側のテーパーを手作業で削って作ります
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本体が乗る側もお椀状にカーブをつけます。 量産用モールド(金型)作成の為のイメージを伝える為だけ、の物ですが かなり高い精度で作ります。


ま・・ 生産前の詰めの作業は とても地味 と言うことがお分かり頂ければ・・

という程度の記事で>< ・・すみません

PS/ インドからの投稿・・非常に写真のUPに時間がかかって・・キツイです(::)


我々が一生のうち 一番長い時間 立っている場所

オフィスですか? キッチンですか? 現場ですか? 畑ですか? 電車の中とか?

建物の中ですか、外ですか?


旅する人は さまざまな道の上ですか?

大地、 地球の上ですか?


どこに立っていても やっぱり


立っているのは 靴の上 だと思いませんか?


欧米では  棺にも 靴を入れます

次の世でも  ・・立てるように、 ちゃんと歩けるように、旅立てるように

人は

やっぱり死んでからも 靴にはお世話になるみたいです^^


靴を

選ぶとき、 買うとき、 お手入れする時も

今から、このことを ちょっと 考えてみて下さい


靴は一生のうち 一番長く立っている場所 そして 靴の中は一番長い時間を過ごす

小さな部屋の様です。

そんなに長く居る場所なんだから 居心地の良い 清潔で、恥ずかしくない お部屋がいいですよね^^
 
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それでも  ・・ 『靴なんか 適当でいいよ』  って



まだ  思えたりしてますか?



PS/ 現在、インド滞在中の為 ネット環境が悪くて 記事の写真がUP出来ません・・ 

くだらない 『独り言』 ばかりで    ・・ごめんなさい。

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