bridlenのblog

靴のメーカーがファクトリーの精度で クライアントからのオーダーも無いのに 自分勝手な発想と企画で 従来の流通では世に出せなかった 高品質と低価格な靴作りに取り組む様子をお伝えします。


先日 ご紹介させて頂いたコーティングエンボスの素材を使って

お気に入りの マウンテン+マットエンボス 作ってみました^^

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ここで このシリーズが カジュアルであれ フォルム シェーブに拘る
クラッシックメーカーの 自負の様な

オリジナルな作りのひとつが これ 入ってます
再生革のモールドカウンターです
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ディテールです
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ステッチの感じも 革にバッチリ合ってます^^

質感 量感 共に良くないですか!

アイレット(ハトメ)はアルミです
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トゥと踵に贅沢に配置した アスティコ社の ラバーインジェクションのマット感と
EVAのミッドフォームのマット感 それぞれ共に コントラストが
このマットエンボスの革・色に すっごくマッチング良いです

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まだ ビブラムが装着されていませんが・・ビブラムのイエローロゴプレートが目立つ
タンクソールに これまた合う気がします^^


前回の アンライニング ストレートチップを

今度は 開発中の 銀浮きしない フルベジタル タンニング レザー

で製作してみました

この革 凄いんです! タンニンなめしでありながら 逆折れした時に 銀が浮かないんです!

なぜかというと・・・ 企業秘密です^^:

原皮は 1,8~2.0の厚みが 取れるオーストラリア原皮です

オーストラリア原皮は乳牛なので 傷は無いのですが・・血筋が多いが欠点です

ですから グレードはAランク以上で無ければ フルグレーンのクラストレザー(素上げタイプ)は

無理です・・ 当然 コストも上がります><

裁断も 血筋を避ける等 豊かな経験が必要になります
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ですが その革の表情は ご覧の通り 素晴らしい 深みです

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 どうです いい感じでしょ^^

木型が入っていますが これ前回 御紹介した ストレートチップモデルのパターンです

革が 変わると すっかり ドレス クラッシックに変身します

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 もちろん アンライニング・・と言いたい所ですが

この革1,8ミリ厚でも 靴が痩せそうだった(理想は2,2以上)のと

色移行の問題等を考慮して 実は甲に 0.8ミリのライニングを貼り合わせしてみたんです

それでも もちろん アンライニングの効果を出すのが 目的です


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木型を抜いてみます 心配していた 痩せの問題は無く

しっかり 木型のフォルムも 出ています

でも グニャ と してみると・・
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シュガーグレイン(小シワ)が・・・ 

この革 革の状態では 逆折れをしても 全く 銀が浮かないのですが・・

ぐにゃ
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かすかに 折り曲げた部分跡がわかる程度の 性能です
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この革も 製作に時間の掛かった 結構 画期的(オリジナル)な なめしなんです

銀が浮かないクロームなめしの性能+タンニンなめしの風合い

という 理想の実現なんです^^

上のサンプル写真の色艶は クリームを塗って ブラシで軽く仕上ただけです

下の写真でもお分かりのように 水分がサッと沁み込みます
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ですが

薄い しかも 同じ組成の 革を一枚貼っただけで・・
(貼り合わせも 塗布が均一になり、且つ塗膜が薄い スプレー糊でも) 

やはり ・・アンライニング効果は出ません ><

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時間が経つと 折れシワ部分は こんな感じで 馴染んできます 

フォルムは全く 崩れませんが 浮きシワ(シュガーグレイン)が 多少残ります・・

普通のライニング仕様の靴と 比較すれば 遥かにシワが出ていない方と言えるのですが

もとの革の性能が 素晴らしいので 納得がいかないきません・・

 次は 割り切って この革をアンライニングで作ります

出来たら お見せします^^


レディース 大人顔ローファーの 開発サンプルです

製法は 本格的なメンズ仕立ての GM製法(ブラック・ラピド)です

木型が入っている 状態です ノーズやトゥのバランスが

学生ローファーにならないよう 大人っぽくなる様に
意識して作ってみました

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参考までに
↑はプロトモデル でメンズサイズです 

これが 合い床です メンズのクラシックライン 同様の作りです

材質は ローファーということで 今回は返りが良くなるように

特別配合をした 硬質EVAで製作
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 3ミリウエルト用と2ミリ合床用です

中物は メンズクラッシックライン 同様に 練りコルクです

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底材が付くと こんな感じです

底は 赤いラバー底を 付けてみました^^

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出し縫いが かかると 木型のフォルムもグッと 引き締まって見えます

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ふまづのラインも いい感じです

内側のコバはラウンドエッヂです

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ブラウンカラーでも 製作中です

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ポップなカラー底で ライトなローファーに 仕立てても良いかな・・

とか 思案中です  開発が進んだら また 御紹介させて貰います^^

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