bridlenのblog

靴のメーカーがファクトリーの精度で クライアントからのオーダーも無いのに 自分勝手な発想と企画で 従来の流通では世に出せなかった 高品質と低価格な靴作りに取り組む様子をお伝えします。

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 ちょっと専門的な説明をします 

構造です。 靴の製法に精通している方なら もう、お分かりかと思いますが GY(グッドイヤー製法)ではなく GMブラックラピド製法です。 ウエルトに見える部分は一枚のベンズによる合床です GYの様な履き心地と更に重量軽減底の返りの良さを考慮して 中心部はくり抜いてあり しっかりと練りコルクを仕込んであります。

 下の写真に見える黒い樹脂は、ふまず整形用樹脂シャンクで 中底には耐久性の為スチールシャンクも入っています。
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 特筆すべきはココ! 外側のステッチはアウトソールを縫っている出し縫い(GYステッチ)の位置で 内側が本体と合床をとめているマッケイステッチです 写真でもお分かりのように かなり匠の技で外側を縫っています!
 これにより 靴の本体が底の上に乗っかっているGYの様な印象と 本体と底材を隙間無く密着(本体を指で押してもコバと本体の間に隙間が空かない)させています。

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 マッケイステッチはグルっと360度掛けているので 頑強そのもの。 何が頑強かというと底剥がれに対してです ファクトリータイプの量産型GYでは中底のリブ自体は単にペイスト(糊)で貼ってあるだけなので いくらリブに掬い縫いで本体が縫われているとはいえ リブを留めている糊が剥がれれば 底と本体は分離してしまいます ですから本体と合い床を直に縫い付けているGMの方が強度(底剥がれ)という点であれば 手製GY、ハンドソーンと同様に マシーンGYよりもGMブラックラピドの方が丈夫といえるかもしれません。 更にこのシリーズは出し縫いも360度掛かっています!(GYの様にオールソールも可能ですよ)



 見比べてみてください!  右がGM 左がGY まさにグッドイヤーの様な印象! 
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 このGMブラックラピド 手間の掛け方、グッドイヤーに劣らず 格的!だと思いませんか!?

 

 GY(グッドイヤー)製法で開発していない理由は

 本家が今 ヨーロッパから発信する自社の商品がGYをコンセプトにした商品の中では 第三者的な観点で冷静に見ても 高品質と低価格のバランスにおいては現状世界一だと思っています。 
 値段を伏せて 商品の価値から値段を想像した時に イメージした価格の半分以下であれば買う側は 嬉しい驚きを感じますよね。 そういう基準で一番だと思っています まったく数値的な基準ではないですが 買って頂いているお客様に どのくらいワクワクして貰えるかを測る物指し、 良い意味で、どのくらい買う人の想像を裏切れるかが 商品の魅力基準になると思っています ですから本家のGYは商品としてかなり手強いです! (ある方が ”買い物は情熱だ!”と言っていました 応えたいものです)

 GY製法の靴であれば この自社メインブランド(ビジネス)で進化をさせれば良い訳で こことは一線を引く明確なコンセプトにより いまこちらの商品を開発中という訳です! それは ズバリ値段です。 現在、本家の商品はヨーロッパの本家がネットで販売を行っていて これを日本人が日本から注文をした場合 関税や送料といったコストが加算されてしまいます。 それでもGY製法の常識的な価格から見れば ひいき目ではなく 充分納得のいく安い値段ではあります。    ただ 高品質でありながらもっと ワクワクして貰える値段で 日本のお客様に提供出来る靴を作りたい!! GY製法でなければNG!という 一部のGYファンの方以外のマーケットを対象にすれば 可能かもしれない! と思い GY製法とは違う されどGYに負けない 匠の品質でありながら 自社のGYより価格的には更に抑えて販売できる靴の開発をしている という訳です。 

 ここで勘違いされないように補足をしますが どこで誰が作ってもGY製法が最もコストが高くなる=価格が下がらない だから値段をコンセプトにした場合、GY製法を採用しないということではありません。 たまたま自社の場合 工場がヨーロッパであるとか 日本へ輸入をしているからといった理由により 自社の環境において コストを優先した場合 GY製法を選択していないと言うことです。

  『GY製法はGM製法よりも高い靴』 と言うことではないんです。

 すいません・・長くなりました 要は 『百聞は一見にしかず!!』で この靴を見て、この価格ヤバい! と感じてもらえれば充分なわけです。 肝心な価格は 商品になってから開設する この商品のブランドHPでお知らせしますね 関心のある方 もう少しお待ち下さい。

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 以前の画像があまりにも残念だったので 撮り直しました。

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 木型の形がハッキリ出るように ソールの張り出しを付けていません! その為かなり足幅のある方でもゆったり履ける木型ですが 履いたときにスッキリ見えてしまいます! 木型のメリハリも強調されてプロポーションも良い感じです

   ブラックのタンク底を装着しました ビブラム社のオリジナルではありませんが 本家に負けないグリップ性と耐磨耗性です。
 

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 写真の質が悪いので色と素材の印象が伝わらず本当に残念に感じるくらい リアルの色はブラックとのコントラストが綺麗です。  なんか いかにも欧米の雑貨を想わせるような印象で 各職色味も オモチャのブロックチックで個人的に大満足!

 写真はビターオレンジのヌバックと ピスタチオグリーンのスエードです
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